菅野智之(すがの・ともゆき)投手は、日本を代表するエース投手。
東京五輪ではエースに君臨すると思われます!
◆2011年悪夢のドラフト、日ハムが…
菅野智之投手に関しては巨人の単独指名が確実視されていた、2011年のドラフト会議。
ここで予想もしない出来事が待っていました。
なんと日ハムが、菅野投手を強硬指名したのです。
これには会場もざわつきます。
当然、巨人も1位指名し、日ハムと1/2の抽選になりました。
無情にも交渉権を引き当てたのは、日ハム。
過去にも日ハムは長野久義選手を指名した事があり、また余計な事を…とフロントは嘆きました。
ドラフト会議で指名するのは球団なので、
そのチームには行かない
と言っていても、球団が指名してしまえば、交渉権は得る事が出来ます。
ここがドラフト会議の難しい所でもあります。
◆2012年ドラフトで巨人が単独指名
2012年のドラフトで、ようやく相思相愛の巨人に1位指名され、憧れの巨人軍に入団する事が出来た菅野投手。
菅野投手が野球選手を目指した理由は、叔父である原辰徳前監督の引退試合を見たからです。
原辰徳前監督は、引退試合で豪快にホームランを叩き込んでいます。
引退セレモニーでは惜しまれつつ引退をして、最後は東京ドームを車でゆっくり1周。
ファンからは抱えきれないほどの花束を受け取り、男泣きが止まりませんでした。
その引退試合を見てプロ野球選手になることを決意した菅野投手。
原辰徳前監督が指揮を握っている間にプレーしたい…という夢もかないました。
◆日ハムに入団拒否
まさかのドラフト会議の結果を受けた菅野智之投手。
すぐに家族会議を行い、即決で入団拒否をして1年間浪人し、巨人から指名されるのを待つことにしました。
日ハムも最初は粘って交渉をしようとしていましたが、ほぼ門前払いに近く、まともな交渉はほとんど行われないまま。
日ハムはついに、菅野智之投手の獲得を断念しました。
ここまで拒否反応が凄いと付け込む余地がありあせんね。
巨人にとっては大誤算となってしまいましたが、日ハムも、菅野投手サイドの完全入団拒否は想定していなかったようです。
日ハムは、長野久義選手の時にも同じ事をやられています。
巨人サイドから見たら確信犯ですね。
◆まとめ
色々ありましたが、菅野智之投手は2012年のドラフト会議で巨人に単独1位指名され、1年遅れの入団となりました。
プロ野球生活を1年間ロスしたのは痛いですが仕方がありません。
入団後は無事、プロのキャリアを積み重ねています。
今季は最多勝のタイトルが濃厚ですが、最後まで油断はできませんね(^_-)
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