2018年ドラフトの1位候補、金足農業高校の吉田輝星投手。
今回は、そんな吉田投手を取り巻く『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
【本人プロフィール】
名前:吉田輝星(よしだ・こうせい)
生年月日:2001年1月12日(17歳)※2018年8月現在
身長/体重:176cm/81kg
◆実家は秋田
吉田輝星投手は、秋田県秋田市の生まれ。
幼少期に秋田県の潟上(かたがみ)市に引っ越しており、小学校は潟上市立天王小学校に入学しました。
潟上市は県都・秋田市に隣接していて、秋田市の中心市街地まで車で約30分、電車で15分~25分の距離に位置するベッドタウンです。
小学校1年生の頃から、父親とキャッチボールをやっていた吉田投手。
お父さんが無理矢理連れ出されるくらいキャッチボールが好きで、小学校3年生から『天王ヴィクトリーズ』に入り、本格的に野球を始めました。
小学4年生の後半からはピッチャーを務め、そこから伝説が始まります。
◆出身中学校は?
吉田輝星投手は潟上市立天王中学校に進学し、軟式野球部に所属。
3年の夏に県大会ベスト4まで進むとともに、3年時に潟上市中学選抜入りも果たしています。
中学まで軟式だったので、高校で硬式に慣れるのに苦労し、
“最初のころは変化球が思い通りにいかないって、悩んでる時期もありましたね。ボールの力の入れ方も変わって”
という吉田投手。
しかし、みるみる球速が140キロに到達し、高校1年夏からベンチ入りし、秋からはエースの座に就いています。
◆父親の職業は?
吉田輝星投手の父親の名前は、吉田正樹さん。
年齢は、今年(2018年)で42歳になります。
父・正樹さんの職業は会社員ですが、2018年夏の甲子園には応援に駆けつけています。
ちなみに「輝星」という名前は父親が名づけました。
名前の由来は「輝く星になってほしい」と言う意味とともに、当時、人気だった柔道の井上康生(こうせい)選手にもちなんでいます。
“ひとつのことにしっかり向き合っていく姿とか、親思いなところを見習って育ってほしい”
という願いが込められているのだとか。
“ちょっと大層な名前を付けてしまったかな”
とボケるのも忘れない、面白いお父さんですね。
◆甲子園を目指した父
吉田輝星投手の父・正樹さんは、実は金足農業高校野球部のOBで、秋田県大会の決勝を2度経験しています。
しかし、高校2年のときはベンチに入れず、3年のときはベンチ入りを果たしましたが、試合に出る機会はほぼありませんでした。
ドラフト1位の呼び声も高い吉田投手。
父親としていってほしい球団を尋ねられると、
“うーん、近くの球団だと(応援に)行きやすいので、親としては助かりますけどね”
と、やっぱり面白いお父さんですね。
◆母親と弟
吉田輝星投手の家族構成は、父親、母親、弟です。
母親はメディアに登場しませんが、スポークスマンは金足農業高父母会長も務める父親に任せているのでしょう。
弟の存在も気になりますね。
吉田投手の弟の名前は大輝くんで、現在(2018年8月)11歳の小学5年生。
2018年8月20日、金足農業が日大三高戦に勝利した時には、
“勝ってくれてうれしい”
と、弟くんも笑顔で話していました。
◆弟も野球選手
弟・大輝くんが兄・吉田輝星投手とキャッチボールをした一番古い記憶は、保育園に通っていた頃。
小学生だった兄は、まだ幼い大輝くんに合わせてボールを優しく投げ、時には投球フォームを教えてくれました。
そうした経験が原点となって、弟も2年生のときに野球を始めます。
ポジションはもちろんピッチャー・
“三振を取るとスッキリする”
と話す弟は、なんと直球で100キロを計測したこともあるのだとか。
数年後の甲子園で兄のリベンジを果たす日も近いのかもしれません。
◆まとめ
吉田輝星投手の父・正樹さんは、高校3年生の秋田県大会決勝で、秋田経法大附属に敗退しました。
2018年夏の県大会決勝では、秋田経法大附属が名前を変えた明桜高校に金足農業が勝利し、父親のリベンジを果たしています。
“父を甲子園に連れていきたかった”
と笑顔で話した吉田投手。
父と子の甲子園伝説は、まだ始まったばかりです。
コメント