6月3日に史上48人目の2000本安打を達成した荒木雅博(あらきまさひろ)選手。
今日は、荒木選手の実家やご家族をクローズアップして、ご紹介します!
■実家と家族について
荒木雅博選手の実家は熊本県菊池郡菊陽町にあり、父・母・妹は現在も地元で生活しています。
荒木選手は高校までを地元で過ごし、高校時代には実家から13キロも離れた高校に自転車で通っていたそうです。
そして、プロ8年目の2003年に一般女性の久保田瑞恵さんと結婚し、優奈花(ゆなは)ちゃんという娘が1人います。
荒木選手は実家から離れて生活していますが、2016年の熊本震災後は、試合の合間を縫って実家へ足を運びました。
また、地元の小学生に野球教室を開くなど、地元・熊本を盛り上げるために精力的に活動しているようです。
■父と母に支えられた22年間
荒木雅博選手のご両親は、父・義博さんと母・良子さんです。
お2人は、荒木選手が2000本安打を達成した試合も、熊本から駆け付け、歓喜の瞬間を見届けました。
父・義博さんは
よくやった。プレッシャーもあったと思うが、努力で乗り超えてくれた。名古屋で打てて良かった。
と、笑顔を見せました。
母・涼子さんも
ここまでの選手になるとは思わなかった。わが子ながら本当にすごい
と涙を浮かべていました。
入団当初は、周囲からの評価が低かった荒木選手。
そんな荒木選手に、父・義博さんは
4年やってダメなら帰ってきなさい
と名古屋へ送り出したそうです。
そして実際に、荒木選手が若手選手の頃は、母・良子さんに
熊本に帰りたい
とこぼしていたそうです。
そんな苦しい時を乗り越えて、今回の2000本安打達成があるのですね。
荒木選手が父・義博さんと母・良子さんに、どれほど支えられ、そして感謝しているのか、とても伝わってきます(*^^*)
■荒木雅博選手は、かなりの妹想い?
荒木雅博選手には、4歳年下の妹・宮崎美也子さんがいます。
幼い頃から、荒木選手の頑張りを身近で見続けてきた美也子さん。
そんな妹・美也子さんは、荒木選手のことを
もう1人のお父さん
と言って、とても慕っています。
4歳差で異性ということもあり、小さい頃は荒木選手に相手にされなかったという妹・美也子さん。
しかし、美也子さんの欲しいものは必ず譲ってくれたと言います。
冬の寒い日には、部屋で1番暖かい場所を無言で空けてくれ、おやつを食べる時は、必ず妹・美也子さんの分があるか確認してから食べるなど・・・
今でも、名古屋に行けば食事するお店からタクシーまで、すべて荒木選手が予約し、
「大丈夫か?」「行けたか?」
と心配の電話がかかってくるそうです。
本当に、父親のような優しさですね(*^^*)
2016年の熊本震災の時には、荒木選手から2ℓの水が1000本と大量の缶詰が送られ、家族だけでなく近所の人達も助かったそうです。
こんなにも妹想いの優しいお兄さんって、なかなかいないのではないでしょうか(*^^*)
■まとめ
荒木雅博選手のプロ入り5年目までの安打数は15本です。
2000本安打を達成した48人の選手の中で、最初の5年間で100安打に届かなかったのは、荒木選手だけです。
当時の荒木選手を知る人は
あいつが2000本安打なんて想像つかなかった
と、口を揃えて言います。
それほど苦しい時期が長かった荒木選手。
「練習は絶対」
この言葉を信じ、ベテランになった今でも荒木選手は、オフの日もバットを振り続けます。
家族に支えられながら、地道に出塁を重ねた結果が今回の2000本安打達成です。
努力を続ける荒木選手の姿は、野球選手に限らず、多くの人の心に響くのではないでしょうか(^^)/
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