2年連続でトリプルスリーを達成し、2017年WBCでも中心選手として活躍した山田哲人(やまだてつと)選手。
今期の活躍がますます期待されますが、今回はそんな山田選手の高校時代に迫っていきます!
■高校時代の成績は?
山田哲人選手は大阪・履正社高校の出身です。
山田選手は、野球の名門・履正社高校で1年夏からベンチ入りし、2年夏には二塁手、2年秋からは遊撃手としてレギュラーを務めていました。
2年夏は大阪大会ベスト4で敗れはしたものの、3番を打ち、23打数8安打と良い数字を残しています。
また、3年夏には大阪大会8試合で29打数12安打13打点と打ちまくり、履正社高校13年ぶり、夏の甲子園出場の立役者となりました。
■名前でゲン担ぎをしていた!?
山田哲人選手には、名前に関する驚きのエピソードがあります。
「山田哲人」の画数が良くないということで、高校時代の公式戦のメンバー表などに名前を記入する際に、「人」に「ノ」を一画足していたんだそうです。
実際にテレビのテロップにも、この漢字が使われることもありました。
また、履正社高校時代の山田選手は、同じ高校出身の先輩である「T-岡田」こと岡田貴弘選手にちなんで「T-山田」と呼ばれていました。
実際に、プロ入り前にT-岡田選手と一緒に練習することで、プロ野球選手を目指すための覚悟を決めたそうです。
■山田選手の高校時代の評価は?
山田哲人選手は、高校入学当初から走・攻・守が揃い、潜在能力はずば抜けていたそうです。
しかし、「いい選手」という評価止まりで、誰もが注目する選手ではありませんでした。
その頃の山田選手は、自ら進んで他人よりも努力するタイプではなく、履正社高校の岡田監督は
プロになれる素質があるのに、もったいない
と感じていたそうです。
そんな山田選手の転機は2年生の秋でした。
2009年のドラフト会議の中継映像を見た山田選手は「来年はここで名前を呼ばれたい!」と強く思いました。
これまで関心の薄かったプロ野球界が、目標の場所になった瞬間です。
岡田監督に
今のままではプロに行けない
と言われた山田選手は、意識を変えて野球に本気で取り組み始めます。
そして周囲が
これが本当に、あの山田か?
と驚くほどのスピードで進化を遂げたのです。
その結果が、3年春以降の大活躍に繋がるのです。
甲子園でも実力を発揮した山田選手の評価はグッと上がり、プロ野球のドラフトで名前の挙がる選手へと成長していきました。
■まとめ
山田哲人選手の高校時代は、どこか素質だけで野球をやっているような選手でした。
しかし、山田選手本人がプロ入りを強く意識しだしたことで、その潜在能力に努力が加わり、プロ注目の選手へと大変貌を遂げます。
さらに、自分の名前に一画足すというゲン担ぎをしていた山田選手。
優秀な選手ほど、独自のゲン担ぎがあると言いますよね
生まれ持った才能に努力が加わった結果が、今の山田選手の活躍に繋がります。
これからの山田選手のプレーに、ますます期待が高まりますね(^^)/
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