育成選手として横浜DeNAに入団後に急成長し、今ではセットアッパーとしてチームに欠かせない存在となっている砂田毅樹(すなだ・よしき)選手。
今回は、砂田投手の成績と年俸の推移を調べてみました。
■砂田毅樹の成績
砂田毅樹選手の成績を振り返ってみたいと思います。
砂田選手の1軍デビューは、入団2年目の2015年でした。
育成選手だった頃の背番号111を65に変更した砂田投手は、6月14日に自身の地元である北海道・札幌ドームでの日ハム戦に先発。
5回裏までを無失点に抑えたものの、チームが逆転負けしてしまった為、無念の黒星スタートとなってしまいました。
念願の初勝利は、同じ年の7月8日の広島カープ戦でした。
5回無失点で投手としての初勝利だけではなく、初安打・初打点も記録。
当時19歳11か月だった砂田投手は、育成選手で入団した10代の投手としては、史上初の1軍勝利を飾りました。
その後、9月5日の巨人戦でシーズン3勝目を挙げ育成選手のデビュー年の勝利数記録を更新。
成績よりも、記録更新ラッシュに注目が集まったシーズンとなりました。
その後、セットアッパーに転向した砂田投手。
2016年のクライマックスシリーズでは、チームを球団初のファイナルステージへ導く活躍を見せました。
大舞台での活躍が目立つ砂田投手。
その勝負強さから、今後の活躍がますます楽しみです。
■砂田毅樹の年俸
砂田毅樹選手の2017年の年俸は、推定1700万円です。
育成選手として入団した砂田投手の年俸は、ドラフト入団した選手よりも低い金額からのスタートとなります。
また、育成選手は契約金がなく、代わりに支度金として300万円が球団から支給されます。
砂田投手は、その支度金300万円+年俸360万円で横浜DeNAに入団しています。
ちなみに、育成選手の年俸の最低金額は240万円です。
例えば、ソフトバンクの千賀滉大投手は、同じ育成選手での入団で1年目の年俸は270万円でした。
そう考えると、砂田投手の年俸は育成選手の中では高く、球団からも期待されていたのではないでしょうか。
千賀投手は、今や日本を代表する投手となり、年俸も6500万円まで上がっています。
砂田投手も、これからの活躍次第では、まだまだ年俸が上がりそうです!
■砂田毅樹の成績と年俸の推移
2014年 1軍での登板はなし 年俸360万円
2015年 3勝5敗 投球回数76回 防御率3.20 年俸360万円
2016年 2勝2敗 投球回数52.1回 防御率3.78 年俸1300万円
2017年 1勝2敗 投球回数50.1回 防御率4.47 年俸1700万円
(9月26日現在まで)
■まとめ
長年、先発左腕がいない事に悩まされていた横浜DeNAベイスターズ。
そこに、救世主の如く現れたのが、育成ドラフト出身の砂田毅樹選手でした。
その証拠に、砂田投手の初勝利の日は、横浜DeNAにとって実に657日ぶりの先発左腕投手の勝利だったのです。
現在では、セットアッパーとして活躍している砂田投手ですが、本人は先発での起用を熱望しているとの事。
まだまだ伸び代のある選手なので、再び先発のマウンドで活躍する姿が見られる日も来るかもしれませんね(^^)/
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