稲葉篤紀(いなば・あつのり)さんは、ヤクルトや日本ハムで活躍し、現在は侍ジャパンの監督を務めています。
今回は、そんな稲葉さんの高校時代を振り返りたいと思います。
◆稲葉篤紀の高校時代
稲葉篤紀さんは愛知県北名古屋市の出身。
当時所属していたシニアリーグのチームのつながりでセレクションを受けたことから、中京高校(現・中京大中京高校)に進学しています。
中京高校は、愛知県内でもかなりの強豪校ですが、稲葉さんはそこでしっかりとレギュラーの座を掴み取っています。
高校時代の監督は厳しい方でしたが、先輩の方が恐ろしく、下級生の頃は先輩に怒られないように必死でした。
緊張感のない姿を見せない、エラーをしても声を出す…
そんなことをひたすら考えていたそうです。
中京高校は、朝のグラウンド整備が伝統で、毎朝1時間近くかけていました。
さらに、高校1年のうちは駅から学校までの坂道を走らなければならない決まりも…。
夜は午後9時ごろまで練習し、帰宅は10時。
野球漬けの毎日でしたが、そこで稲葉さんの忍耐力が鍛えられています。
◆高校2年夏からは主将に
稲葉篤紀さんは、高校2年の夏から主将を務めています。
しかし稲葉主将は、初日の練習後の集合で、暑さで倒れてしまいました(>_<)
大丈夫かな…?
という始まりでしたが、稲葉主将は自分が一生懸命やることでチームをまとめようと努めました。
高校時代から礼儀正しかった稲葉さんは、先輩からも一目置かれる存在。
後輩からも慕われ、野球人としての人格は、高校時代に形成されていきました。
◆当時の成績は?
稲葉篤紀さんの高校時代の詳しい成績は残っていません。
高校時代の成績の詳細がないのは、稲葉さんがホームランバッターではなかったからだと思います。
大学は東京6大学の名門・法政大学に進学した稲葉さん。
大学時代の通算成績は307打数86安打、打率.280、本塁打6、打点50でした。
Aランクの活躍により、ヤクルトからドラフト3位で指名されています。
◆甲子園出場歴は?
稲葉篤紀さんは、残念ながら甲子園出場歴がありません。
高校3年の最後の夏の地方予選では、順調に決勝まで勝ち進み、決勝の相手はイチロー擁する愛工大名電高校。
試合は3対5で敗れ、甲子園の道は閉ざされてしまいます。
甲子園には出場できなかった稲葉さんはプロ入り後、
甲子園で目立ってからプロになった選手に、やっぱり負けたくない
という思いがありました。
2千本以上の安打を打つことができたのも
甲子園に出ていなくてもプロでやれるんだよ
ということを伝えたい思いがあったためです。
◆プロで安定した成績
打撃主要タイトルはないものの、常に安定した成績を残した稲葉篤紀さん。
苦労も多かったと思いますが、そういった表情は一切顔に出さない選手でした。
そういった努力が安定した成績を残す原動力になっています。
◆まとめ
稲葉篤紀さんは、甲子園出場歴はないものの、強豪・中京高校の主力選手として活躍しました。
高校卒業後は東京6大学の名門・法政大学でもAランクの成績を残しています。
侍ジャパンでの活躍も期待したいですね(^O^)/
◇編集後記
稲葉篤紀さんは、周囲からは「いい匂い」がするという評判です。
愛用している香水がテレビで取り上げられて、注文が殺到したのだとか。
気になる稲葉さん愛用の香水はこちら。
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女性用ですが、男性でも使えるという香りを、一度お試しください(^_-)
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