日大三高で2年生(2018年)ながら球速150kmをマークした、井上広輝投手。
今回は、そんな井上投手を取り巻く『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
【本人プロフィール】
名前:井上広輝(いのうえ・ひろき)
生年月日:2001年7月17日生まれ(17歳)※2018年8月現在
身長/体重:180cm/76kg
◆兄・井上大成も元日大三の野球部!
井上広輝投手にはお兄さんがいて、名前は井上大成さん。
1999年5月4日生まれなので、現在(2018年8月)19歳になります。
兄・大成さんも高校時代は、弟と同じ日大三高の野球部で活躍しました。
大成さんは身体能力が高く、50メートル走は6秒0で、遠投は120メートルを誇る選手。
高校通算24本塁打を放ち、走攻守3拍子そろった強肩強打の内野手として、センバツ甲子園大会にも出場しました。
しかし、大成さんは高校2年秋、3年春の都大会決勝で、清宮幸太郎選手(現日本ハム)擁する早実に敗戦。
早実は、日大三高にとって「天敵」とも言える存在として立ちはだかります。
◆兄は現在、青山学院大学でプレー
そんな早実と日大三高は、2018年の高校野球春季東京大会準決勝で再び激突。
井上広輝投手は、1点差に迫られた4回無死一塁のピンチで登板し、後続バッターを三振とレフトフライに打ち取ります。
流れを引き寄せる快投で早実に勝利し、
“兄の分も勝てて良かったです。早実に勝てたのは素直にうれしいです”
と喜びを語りました。
一方、兄・大成さんは、U18高校日本代表に選ばれており、清宮幸太郎選手とワールドカップで共闘。
“清宮も安田(現ロッテ)もパワーとかすごいなと思いましたが、みんなとそこまで大きな差はないんだなと思えたことは自信になりました”
と感想を口にしています。
現在、兄・大成さんは、東都大学リーグ2部の青山学院大学野球部に所属しています。
◆父親と母親
井上広輝投手の父親の名前は、井上研さん。
年齢は、今年(2018年)で50歳になります。
母親はあまりメディアに登場しませんが、縁の下で井上投手を支えてきたことは想像に難くありません。
実は井上投手は、2018年春季東京都大会中に右肘に違和感を覚えていました。
筋肉の炎症で大事には至りませんでしたが、6月下旬までは投球を中止。
そんな時、父・研さんは、
“焦るなよ。夏、投げられるように頑張れ”
と声を掛けてきました。
投球を休んでいる間、スクワットや坂道ダッシュなどで下半身を鍛え抜いた井上投手。
夏の甲子園第2戦で復帰した井上投手は、自身最速の150キロをマークしました。
父・研さんは、連れてきてもらった聖地で一回り大きくなった姿を見せた愛息に
“幸せ者ですね”
と目を細めていました。
◆実家は厚木…出身中学校は?
井上広輝投手は、神奈川県厚木市の出身。
厚木市立南毛利(なんもうり)小学校の1年生時から『恩名ソフト』に所属し、6年時にはソフトボール日本代表に選ばれました。
厚木市立南毛利中時代は『相模ボーイズ』『海老名南シニア』でプレーしています。
◆まとめ
これまで見てきたとおり、井上広輝投手の活躍の陰には、温かく支えてくれた『家族』の姿がありました。
これからも家族の応援を胸に、井上投手の挑戦は続いていきます(^o^)丿
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