WBC(ワールドベースボールクラシック)2017は、連日熱戦が繰り広げられています。
今回は、選手の出身県や高校、甲子園経験に注目していきたいと思います。
■侍ジャパン28人の出身地
侍ジャパンメンバーの出身地を北から並べると、こういう感じになります。
ポジション | 出身県 | |
秋吉亮 | 投手 | 東京 |
菊池涼介 | 内野手 | 東京 |
鈴木誠也 | 外野手 | 東京 |
菅野智之 | 投手 | 神奈川 |
松井裕樹 | 投手 | 神奈川 |
田中広輔 | 内野手 | 神奈川 |
秋山翔吾 | 外野手 | 神奈川 |
石川歩 | 投手 | 富山 |
大野奨太 | 捕手 | 岐阜 |
増井浩俊 | 投手 | 静岡 |
牧田和久 | 投手 | 静岡 |
千賀滉大 | 投手 | 愛知 |
則本昂大 | 投手 | 滋賀 |
松田宣浩 | 内野手 | 滋賀 |
平野佳寿 | 投手 | 京都 |
炭谷銀仁朗 | 捕手 | 京都 |
藤浪晋太郎 | 投手 | 大阪 |
小林誠司 | 捕手 | 大阪 |
平田良介 | 外野手 | 大阪 |
宮西尚生 | 投手 | 兵庫 |
坂本勇人 | 内野手 | 兵庫 |
山田哲人 | 内野手 | 兵庫 |
岡田俊哉 | 投手 | 和歌山 |
筒香嘉智 | 外野手 | 和歌山 |
中田翔 | 内野手 | 広島 |
内川聖一 | 外野手 | 大分 |
武田翔太 | 投手 | 宮崎 |
青木宣親 | 外野手 | 宮崎 |
順番は都道府県番号を基準にしていますが、それにしてもどういうことでしょう…
一番北端が「東京」になってしまっています(゚д゚;)
高校野球などは「西高東低」が叫ばれることもありますが、侍ジャパンは「関東以西」の状況。
辞退者を見ても、
- 岩隈久志投手…東京
- 田澤純一投手…神奈川
- ダルビッシュ有投手…大阪
- 前田健太投手…大阪
- 上原浩治投手…大阪
- 田中将大投手…兵庫
- 中島卓也選手…福岡
- 今宮健太選手…大分
あ、一人だけいました、大谷翔平選手は岩手県奥州市の出身ですヽ(^o^)丿
■侍ジャパン28人の出身高校・甲子園経験
次に、出身高校と甲子園経験を見てみましょう。
ポジション | 出身高校 | 甲子園経験 | |
藤浪晋太郎 | 投手 | 大阪桐蔭高 | 春夏連覇 |
平田良介 | 外野手 | 大阪桐蔭高 | 1回出場 |
中田翔 | 内野手 | 大阪桐蔭高 | 2回出場 |
菅野智之 | 投手 | 東海大相模高 | なし |
田中広輔 | 内野手 | 東海大相模高 | 1回出場 |
秋吉亮 | 投手 | 足立新田高(公) | なし |
菊池涼介 | 内野手 | 武蔵工大第二高 | なし |
鈴木誠也 | 外野手 | 二松学舎大付高 | なし |
松井裕樹 | 投手 | 桐光学園高 | 1回出場 |
秋山翔吾 | 外野手 | 横浜創学館高 | なし |
石川歩 | 投手 | 滑川高(公) | なし |
大野奨太 | 捕手 | 岐阜総合学園高 | なし |
増井浩俊 | 投手 | 静岡高(公) | なし |
牧田和久 | 投手 | 静清工高 | なし |
千賀滉大 | 投手 | 蒲郡高(公) | なし |
則本昂大 | 投手 | 八幡商業高(公) | なし |
松田宣浩 | 内野手 | 中京高 | 1回出場 |
平野佳寿 | 投手 | 鳥羽高校(公) | 3回(登板はなし) |
炭谷銀仁朗 | 捕手 | 平安高 | なし |
小林誠司 | 捕手 | 広陵高 | 2回出場 |
宮西尚生 | 投手 | 尼崎高(公) | なし |
坂本勇人 | 内野手 | 光星学院高 | 1回出場 |
山田哲人 | 内野手 | 履正社高 | 1回出場 |
岡田俊哉 | 投手 | 智弁和歌山高 | 4回出場 |
筒香嘉智 | 外野手 | 横浜高 | 1回出場 |
内川聖一 | 外野手 | 大分工高(公) | なし |
武田翔太 | 投手 | 宮崎日大高 | なし |
青木宣親 | 外野手 | 日向高(公) | なし |
出身高校については、野球留学などもあるので、必ずしも出身地とは結びつきません。
しかしやはり、東北・北海道勢はいないようですね(>_<)
高校別では、大阪桐蔭高が3名選出でトップ。
東海大相模高が2名選出で2位につけています。
その他は1校ずつですが、うち9校は公立高校で、平野佳寿投手の鳥羽高校以外は、甲子園の常連校というわけでもなさそうです。
次に、各選手の甲子園経験ですが、Wikipediaなどで分かる範囲で調べていますので、異なっていればご指摘ください(^_^;)
28名中16名は甲子園経験なし。
甲子園がすべてではありませんが、過半数を占めるのは少し意外な気がします。
甲子園での優勝経験があるのは、藤浪晋太郎投手だけでしょうか。
しかも、春夏連覇を成しとげていますので、甲子園での実績としては群を抜いています(*^^)v
■まとめ
今や、日本中が注目する「二刀流」の大谷翔平選手。
侍ジャパンの西高東低問題については、大谷選手が東北出身ということで、かろうじてバランスがとれたでしょうか?
そういう意味でも、大谷選手の辞退はとても残念でした。
残された「侍」たちが、世界を一刀両断する奮闘を期待したいと思います(^o^)丿
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