本来は遊撃手でありながら、プロ野球入り後は捕手以外の全てのポジションを守り、多才な守備を見せてくれる浅村栄人(あさむらひでと)選手。
今回は、浅村選手の高校時代に迫ってみます!
■高校時代の成績は?
浅村栄人選手は、大阪桐蔭高等学校の出身です。
日ハムの中田翔選手や、阪神の藤浪晋太郎選手の母校でもあり、高校野球ファンなら誰もが知っている名門校です。
浅村選手は、3年生の最後の夏に甲子園の舞台に立ち、全6試合に『一番・遊撃手』で出場しました。
1回戦の大分県立日田林高等学校戦では5打席連続安打を放ち、続く2回戦・金沢高等学校戦では2本塁打と大会序盤から大活躍。
決勝の常葉菊川戦では、浅村選手の3安打を筆頭に、チームで21安打を記録し、17-0と圧倒的な攻撃力で優勝旗を手にしました。
浅村選手はというと、大会を通じて29打数16安打(2本塁打)と、大阪桐蔭の17年ぶりの優勝に大きく貢献しています。
一番バッターからホームランが打てる打線なんて、対戦校からすると、かなりの脅威ですよね・・・(^-^;
■高校時代の守備は?
浅村栄人選手は1年生の秋からベンチ入りし、2年生の夏から二塁手のレギュラーとして全試合に出場しました。
そして、最高学年となり新チームがスタートしたと同時に遊撃手のポジションへ。
軽快なフットワークとグラブ捌きで、難しいゴロを難なく処理する姿は、華麗としか言いようがありません。
甲子園でも、実況の人が思わず「センターに抜ける・・・」と言いかけたゴロを見事にアウトする場面がありました。
さらに、ピッチャーのグラブに当たった打球を、素早くバックアップし3塁でアウトにするなどの好プレーを連発していました。
そんな浅村選手が、守備で意識していることは、一歩目の反応を早くすることと、ボールをグラブの芯で捕ることだそうです。
西武に入団後は、ポジションも定着せず苦戦しているようですが、一塁手でゴールデングラブ賞を受賞しています。
また高校時代のような華麗な守備が見られる日が楽しみです\(^o^)/
■高校時代のバッティング
甲子園で浅村栄人選手の活躍は、ここまででお伝えしてきましたが、一番バッターでありながら高校通算22本塁打と驚きの数字を残しています。
そのバッティングの秘訣とは一体何なのでしょう。
浅村選手曰く、バッティングの技術的な変化があったわけではなく、下半身を強化したことで打球の質も飛距離も大きく変わってきたそうです。
また、国体での高校時代最後の打席もホームランで締めくくるなど、ここぞという大舞台に強い浅村選手。
その秘訣は、楽しむ気持ちだそうです。
浅村選手は、プレッシャーは全く感じないらしく、楽しむことで思い切ったプレーができると話しています。
バッティングでも守備でも、浅村選手のプレーが見る人を魅了する理由が分かった気がします(*^^*)
■まとめ
高校時代は、守備でもバッティングでも結果を残してきた浅村栄人選手。
プロに入ってからしばらくは、その両立に苦戦し、思うような結果が出せませんでした。
しかし、チームの四番を務め、二塁手としてベストナインを受賞するなど、徐々に調子を上げてきています。
浅村選手は、
トリプルスリーをできるような選手になりたい。すべてでトップクラスになりたい
と、話しています。
今シーズンは、チームのキャプテンにも任命され、気合も十分なはず。
浅村栄人選手の活躍に大いに期待しましょう!
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