ヤクルトでは3度の首位打者を獲得した球界屈指のアベレージヒッター、アストロズの青木宣親(あおきのりちか)選手。
そんな青木宣親選手のバッティングの凄さに迫ってみたいと思います。
■2016の成績
2016シーズンも打率2割8分以上の成績を残し、存在感をアピールしました。
安打数 118本
本塁打 4本
打点 28
打率 2割8分3厘
長打率 3割8分8厘
盗塁 7回
四死球 34
出塁率 3割4分9厘
三振 45回
ヤクルト時代と比較すると、成績はやや見劣りする部分はあるかもしれませんが、堂々たる成績ですね。
■日米通算成績
青木宣親選手の日米通算成績を振り返ってみます。
安打数 1965本
本塁打 112本
打点 569
打率 3割1分3厘
長打率 4割2分9厘
盗塁数 252
四死球 622
出塁率 3割8分4厘
三振 703回
2000本安打まであと数本ですね。
この数字からもわかるように超一流バッターであることがわかります。
■得点圏で打つイメージが高評価
青木宣親選手は、メジャーに行ってから毎年のように球団を移籍しているイメージがあります。
2012年 ブルワーズ
2014年 ロイヤルズ
2015年 ジャイアンツ
2016年 マリナーズ
今季は、アストロズです。
2014年のロイヤルズでは、ワールドシリーズに進出。
ジャイアンツは、2014シーズンでワールドチャンピオンになったチームです。
その世界一のチームに2015年に、一番バッターとして期待されて移籍をしています。
ジャイアンツはナショナルリーグなので、ピッチャーがバッターボックスに入るリーグです。
日本のセ・リーグと一緒ですが、8番バッターが出塁すると、9番のピッチャーは送りバントをします。
ということは、1番バッターでも「得点圏打率」というものが求められてくるのです。
当時ジャイアンツの一番バッターはブランコ選手でした。
1番での得点圏打率は、青木選手が2割9分6厘、ブランコ選手は2割6分7厘。
青木宣親選手は、その得点圏での成績と一番バッターでの出塁率が、世界一のチームに認められたのです。
■まとめ
青木宣親選手が球界を代表するバッターに成長した理由には、しっかりした信念を持っているからです。
自分独自バッティング哲学ですね。
プロ野球選手の中では小柄ですが、とてもパワフルなバッティングをします。
ヤクルト時代には、4番もつとめていた実績もあるくらいです。
そう言った哲学は、早稲田大学時代に培われたものです。
これからも信念を持ち続け日本の代表としてメジャーで活躍をしてほしいですね。
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