阪神タイガースの監督をつとめる、岡田彰布さん。
高校時代の愛称はみなしごハッチでした！
今回は、そんな岡田さんを取り巻く『家族』の物語です。
生年月日：1957年〈昭和32年〉11月25日
身長体重：175cm/77kg
血液型 ：A型
家族構成：
【実 家】父親、母親
【独立後】妻、長男
◆実家・生い立ち
岡田彰布さんは、大阪市中央区の出身。
実家は「大阪紙工所」という町工場を経営していました。
また、父親が阪神のタニマチ（有力後援者）だったことから、幼少時よりタイガースと縁深く育ちました。
幼稚園は東大阪市にある私立朝陽ヶ丘幼稚園に通いました。
幼稚園生のころ、当時のタイガースの正三塁手だった三宅秀史（みやけ・ひでし）さんとキャッチボールをし、それ以来、三宅さんに憧れを抱きます。
岡田さんが後にタイガースへ入団し、背番号16を希望したのはかつて三宅さんが着用していた番号だったからでした。
（三宅秀史さん↓）
三宅秀史さん死去 元阪神、７００試合連続フル出場：東京新聞 TOKYO Web https://t.co/HZuHm8QJqX pic.twitter.com/H2HylNnjwi
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小学校は地元の、大阪市立愛日小学校へ入学。
小学校５年生のとき、南海ホークスが運営していた少年野球チーム「リトルホークス」に入団し、本格的に野球を始めました。
実家の町工場の草野球チームにも参加し、村山実（むらやま・みのる）さんの背番号11を付けてマウンドに上がります。
ミスタータイガース村山実、天覧試合３０年目のリベンジ 愛弟子・岡田が満塁弾― スポニチ Sponichi Annex 野球 https://t.co/794xtnrqTf
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また、阪神甲子園球場へタイガースの試合を見に行くことがありましたが、観戦する場所はネット裏やタイガースファンの多い一塁側ではなく、敵側ベンチのある三塁側。
その理由は、ミスタージャイアンツ・長嶋茂雄（ながしま・しげお）さんを一番近くで見ることが出来るからでした。
中学校は私立の、明星中学校へ進学。
中学校３年生時に、中学野球大阪府大会で優勝を果たしています。
中学卒業間近の1973年3月、村山実さんの引退試合が行われましたが、最後のマウンドへ上がる村山さんのキャッチボール相手を務めたのが岡田さんでした。
高校は、北陽高等学校へ進学。
当時の北陽高校は、私学７強の一角を占める強豪でしたが、１年生からレギュラーの座をつかみます。
そして、１年夏の甲子園に左翼手として出場し、準々決勝で今治西高に敗れましたが、３試合で9打数3安打、打率.333を記録しました。
１年の夏は楽しかった。俺らの学年はいい選手が多かったし、３年間で５回、甲子園に出られると思ったけどな
岡田さんがこう話すように、甲子園出場は、１年夏だけに留まります。
１年秋の秋季近畿大会で４強へ進出し、翌年のセンバツ出場を確実にしましたが、応援団の暴力事件がにより出場できず。
２年夏は右肩を痛めて大阪大会２回戦で敗退。
３年夏は大阪大会で５連投しましたが、決勝で興国高に敗れました。
高校卒業後はプロ入りせず、早稲田大学野球部のセレクションを受験。
15打数14安打14本塁打という驚異的な打撃力を見せて、一発合格を果たします。
東京六大学野球リーグでは、１年秋季リーグから「７番打者・左翼手」としてレギュラーを獲得しました。
法政大学の江川卓（えがわ・すぐる）さんから３安打を放って、注目を集めました。
（法政大時代の江川卓さん↓）
【豊田誠佑コラム】大一番で打ちまくり！江川卓さんのおかげで有名になれた｜東スポWEB https://t.co/Cw3ucWRbta pic.twitter.com/CrUisDJ3m9
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２年生からは、かつて憧れていた三宅秀史さんと同じ三塁手として５番打者を任されます。
３年次の1978年秋季リーグでは三冠王に輝き、４年ぶりのリーグ優勝を果たしました。
４年次の1979年春季リーグでは主将としてリーグ連覇に貢献。
全日本大学野球選手権でも決勝に進みましたが、香坂英典（こうさか・ひでのり）さん…
（香坂英典さん↓）
香坂英典コラム 第9回 ノーヒットノーランで開かれた道 | 週刊ベースボールONLINE https://t.co/wGdrpwHM07 pic.twitter.com/xfl00hbiTj
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高木豊（たかぎ・ゆたか）さん…
高木豊(大洋・横浜1981~93 日本ハム94)
打率.297(シーズン3割以上 8度)
1716安打(シーズン3桁安打 11度)
出塁率.378(シーズン.380以上 7度)
747四球(シーズン50四球以上 10度)
321盗塁(シーズン2桁盗塁 10度 成功率.643)安定して好成績をのこしたトップバッター。盗塁成功率の低さが玉に瑕。 https://t.co/GWcGB0X4dO pic.twitter.com/43LYbSks2i
— Larry Spencer (@wildrunner_2510) October 23, 2022
の２人を擁する中央大学に敗れ、準優勝に終わっています。
大学４年間のリーグ通算成績は、88試合で309打数117安打、20本塁打、81打点・打率.379。
打点と打率はリーグ記録として、現在も破られていません。
また、２年次の1977年秋季から５季連続でベストナインに選出。
３年次の1978年春季・対東京大学２回戦では、史上２人目のサイクル安打を達成するなど、岡田さんは大学野球の花形選手となりました。
ドラフト会議では、当時史上最多となる６球団が岡田さんを１位指名しましたが、抽選の結果、阪神入団が決まっています。
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