オリックスバッファローズに所属する、杉本裕太郎さん。
「北斗の拳」ラオウのファンです!
今回は、そんな杉本さんを取り巻く『家族』の物語です。
生年月日:1991年〈平成3年〉4月5日
身 長:190cm
血液型 :B型
出身大学:青山学院大学
◆実家・生い立ち
杉本裕太郎さんは、徳島県阿南(あなん)市の出身。
小学校は地元の、阿南市立見能林(みのばやし)小学校へ通いました。
小学1年生で野球を始めると、6年次には、
打ち過ぎて打つのが嫌になったり、塁に出るのが面倒くさいなと思っていた
という強打者へ成長します。
そんな自信に溢れていた時、徳島県大会の決勝戦で出会ったのが、現ソフトバンクの森唯斗(もり・ゆいと)投手。
一本もヒットを打てなかったです。抑えられて負けたのが印象に残ってます
と、上には上がいることを教えてくれたのでした。
中学校は、阿南市立阿南中学校へ進学。
軟式野球部に所属し、中学3年の時には、徳島県大会で優勝し、四国大会でもベスト4に進出しました。
高校は、徳島商業高等学校へ進学。
1年生の夏に投手として徳島県大会で登板し、チームは甲子園へ出場します。
甲子園では控え投手としてベンチ登録のメンバーに入りましたが、登板の機会はありませんでした。
2年生の秋からはエースに定着しましたが、甲子園への出場は、1年生の夏だけでした。
高校卒業後は、青山学院大学へ進学。
入学早々に外野手へ転向すると、1年生の秋季リーグ戦から指名打者に起用されるようになります。
4番打者に定着した2年生の秋季リーグ戦では、10月6日の日本大学戦でリーグ史上19年ぶり6人目のサイクル安打を達成し、ベストナインを受賞しました。
3年生以降のリーグ戦では、2年後輩の3番打者・吉田正尚(よしだ・まさたか)さんとの2者連続本塁打を3回記録。
大学4年間で、東都大学1部リーグ通算83試合に出場し、309打数81安打、打率.262、9本塁打、32打点を記録しました。
大学卒業後は、JR西日本へ入社。
広島支社輸送課に配属されましたが、杉本さんの業務は、
書類のシュレッダーや、コーヒーシロップの買い足し
などの雑用のみ。
土日と平日の社業後に、
野球で生きていく!
と、必死にバットを振り続けました。
思いが届き、入社2年目に当たる2015年のNPBドラフト会議で、オリックス・バファローズから10巡目で指名されています。
◆父親
杉本裕太郎さんの父親の名前は、杉本敏さん。[1]
実は父・敏さんは、見能林小学校でサッカーチームのコーチをしていました。
本音を言えば、
息子にはサッカーをやらせたい
という気持ちもありましたが、楽しそうに野球をやる姿に、無理強いはさせなかったのでした。
◆母親
杉本裕太郎さんの母親は、地元の徳島から、杉本さんのことを応援してくれています。
2021年の母の日には、初回にホームランを放ち、
(母の日なので)お母さんのために打ちました!
と、笑顔で話しました。
◆姉
杉本裕太郎さんにはお姉さんがいて、名前は杉本明子さんです。[2]
2022年4月、阿南市は、杉本さんが、市のスポーツ振興へ貢献したことに対して表彰状を贈りました。
シーズン中の杉本さんに代わり、表彰状を受け取ったのは、姉の明子さん。
ふるさとの多くの方に支えられていると感じました。表彰していただいてありがたいです
と、コメントしています。
なお、お姉さんの長男の名前は「ケンシロウ」。
漢字で書くと「絢志郎」ですが、杉本さんの趣味に合わせたわけではなく、偶然とのことです。
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